がんフレンズヨガ

『がんフレンズ』という言葉には、「がんと闘う」という意識ではなく、がんを憎まず「自分の一部として共に生きていく」という姿勢への思いが込められています。
体重管理やストレスの軽減、術後の体の機能回復など身体的なサポートはもちろんのこと、薬の副作用などで不安定になりがちなマインドや治療中の心の揺れ動きなど精神的な面でも力になれたら嬉しく思います。

がんフレンズヨガは「無理しない！」「頑張り過ぎない！」「ジャッジしない！」という言葉のもと行いますので、一般のクラスに入ると体力的についていけないかも？と不安な方にも安心してご参加いただける内容となっています。

ご参加頂く方の様子に合わせて、術後で上がりにくい腕や肩まわりを伸ばしたりほぐしたりというシンプルな動きから、エクササイズのように筋肉を活性化していくような動きも取り入れて行っていきます。
またリラックス効果の高い呼吸法や、自律神経やエネルギーバランスを整える呼吸法を取り入れたり、簡単な瞑想をして自分の中にあるステキな輝きを見つめ受容していくプロセスを大切にしています。

がんフレンズヨガは神戸新聞にも紹介されました。
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抗癌剤の副作用によりウイッグを付けている方は、重みで肩が凝ったり頭が痛くなったりすることがあります。しかしこのクラスでは安心してウイッグを外してご参加いただく事も可能です。

また、がんフレンズヨガクラスは参加者様同士で「今こんな治療してるよ！」「次こんな治療をしてるの！」「こう言う時どうしていました？？」など、情報を共有できる交流の場でもあります。
最初は勇気がいるかと思いますが、前に進むその一歩をお待ちしています。
みなさんにとって心安らぐオアシスになれば嬉しく思います。

この漫画はCHISA YOGAのがんフレンズヨガに通っておられた生徒様が描かれた作品です。乳がんの告知を受けてからの治療のことや身体の変化、日々の心の揺れ動きがコミカルで温かいタッチで描かれています。

作者の西さんの了解をいただき、作品の中からがんフレンズヨガに参加した体験を描いたものを掲載させていただきました。ぜひ読んでみてください！

『笑って泣いてサバイバー』 のっぽ文庫
西つぐみ 著 / 小山高生 編集
Amazon Kindle版で購入いただけます